【はじめての都ひとり旅 2泊3日 in京都⑤: 3日目後編】 柏屋光貞→祇園→仲源寺→蛸薬師堂→京都駅

【はじめての都ひとり旅 2泊3日 in京都⑤: 3日目後編】  柏屋光貞→祇園→仲源寺→蛸薬師堂→京都駅

和菓子店『柏屋光貞』に寄りました。
自転車で花見小路など
京都らしい一角を通り抜け
仲源寺、蛸薬師堂に行きました。

途中、辻利の抹茶ソフトクリームで休憩。
帰りの京都駅では”はしたて”で晩ご飯。
そして帰路につきます。

<3日目の行程> 祇園・四条・烏丸エリア(後編)
~柏屋光貞,祇園散策,仲源寺,蛸薬師堂,はしたて(京都駅)~

  • 13:10 柏屋光貞
  • 13:30 祇園・花見小路あたりを散策
  • 15:10 仲源寺
  • 15:40 辻利
  • 16:45 蛸薬師堂-永福寺
  • 18:15 はしたて(京都駅で晩ごはん)
みやこ385
みやこ385

3日目の後編です。
はじめての都ひとり旅、最終回です。

あぱきち
あぱきち

いよいよ最終回!
何やらおいしそうなものがいろいろ出てくるね。

みやこ385
みやこ385

せっかくなので京都でしか手に入らないものを
探してお土産にしました。


花見小路~柏屋光貞さんで『おゝきに』を購入

柏屋光貞(かしわやみつさだ)さんで
お土産のお菓子を購入しました。
八坂神社前を通っている東大路通の
交差点『東山安井』のすぐそばです。
交差点からお店が見えます。

『柏屋光貞』は江戸時代創業の歴史の長い和菓子屋さん。
年に一度だけ販売されるお菓子
節分の『法螺貝餅』と祇園祭の『行者餅』で知られます。

今回はお土産の『おおきに』を買い求めに
寄らせていただきました。

サイコロの状の立方体がきっちり敷きつめられた
『おゝきに』。
白、黄緑、茶色、ピンクの4色が
整然と並びます。

温かいほうじ茶と『そら豆』

お店のおかみさんとおぼしき女性が
とても丁寧に対応してくださいました。
そして呈茶のおもてなし。

温かいお茶が身体中に広がります。
白いお砂糖がまぶされた『そら豆』。
みっちりと密度が高く中には餡子も入っていて食べ応えじゅうぶん。
甘さで元気をいただき、とてもありがたかったです。
ゆっくり丁寧に接客してくださるお店の在り方に
長い歴史に支えられている重みを感じました。

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【柏屋光貞 (かしわやみつさだ)】

所在地:京都府京都市東山区安井毘沙門町33−2
TEL:075‐561‐2263
営業時間:9時〜18時
定休日:日曜、祝日

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自転車に乗り祇園を散策しつつ
花見小路あたりを走ってみました。

花見小路
辰巳大明神前の石畳
格式高いお茶屋の『一力亭』。左に見ながらまっすぐ進むと突きあたりに建仁寺。

四条通『仲源寺』~ 眼病にご利益あり

四条通を八坂神社から四条大橋方面に向かって
南側(左側)を進みます。
『めやみ地蔵尊』と石碑がある仲源寺へ到着。

目の病気や健康に
ご利益ありということです。

お参りします。

視力は良くないしコンタクトレンズ歴も30年以上。
近頃は老眼も感じるようになりました。
今後は白内障や緑内障飛蚊症なども気がかり。
目を大切にしたいです。

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仲源寺 (rakuyo33.jp)

所在地:京都市東山区四条通大和大路東入ル祇園町南側585
TEL:075-561-1273

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辻利の抹茶ソフトクリーム

四条通で自転車を押しながら歩いていたら
辻利の看板が目に入り
気づいたら自転車を停めて
ふらふら~と店内に入っていました。

本能的に休憩したかったんだ、きっと。

店内は女子のお友達同士
そしてカップルが多い印象。

この一人旅で
初めてお店で一人で食事をしたり
お茶することを体験した私。

ぼっちに慣れ、ぼっちを楽しみ、
ぼっちを謳歌する。

ぼっちの素晴らしさを発信するのが
楽しくて嬉しい自分になるんだったよね!!

ここで自分の気持ちを再確認。

アラフィフの自分、友だち同士、カップルでのお茶は
散々してきたじゃないか!

一呼吸おいて一人で席に着きます。

自分の為にここまで来たんじゃないか。
周りがどうであれ楽しまなくちゃ!

若干 気遅れしていた自分を励まし
見た目が賑やかな抹茶ソフトを片手に
パシャリ☆
そして無心で口に運びます。

わらび餅、八つ橋の乗ったソフトクリーム。現在はメニュー変更されている可能性が・・・

ふ~~~~~~~~っ

鼻に抜ける抹茶の香りと苦み
喉に伝っていく冷たい感覚。
この初めての一人旅のいろいろな思いが
抹茶ソフトクリームの甘さに溶けていきます。


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宇治茶 祇園辻利・茶寮都路里 公式サイト/オンラインショップ (giontsujiri.co.jp)

所在地:東山区四条通祇園町南側 573-3 祇園辻利本店 2階・3階
TEL:075-561-2257

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新京極:蛸薬師堂へ ~ ツルツルの木彫りの蛸

辻利の抹茶ソフトクリームで活力を得たところで
次は蛸薬師堂へと向かいます。

蛸薬師堂は新京極通りの中にあります。

新京極。なつかしい!
小学生の頃、修学旅行で来たっきり。
実に30年以上経っていました。
印象変わらないなぁ。

でもこういったアーケードの繁華街の中に
小さなお寺が意外と点々とあることに
当時は気づいていませんでした。

こちら『蛸薬師堂永福寺』には
いたるところに蛸のモチーフがあり
ちょっとコミカルにも映るのですが
もちろん由来があります。
境内は撮影禁止なので画像はありませんが
雰囲気をお伝えしたいと思います。

建長(1249~1256)のはじめの頃のお話・・・
この寺の僧侶・善光の母が病にかかった際に
「好物の蛸を食べたら回復しそうだ」
と言ったため善光は市場に買いに出かけます。
ところが僧侶が生魚を買ったことを見た
町の人々にとがめられ
箱の中身を見せるよう詰め寄られます。

万事休す!
善光が薬師如来様に救いを求め
一心に念じると・・・
蛸の足が八巻の妙法蓮華経に変わり
光を放ちました。
その光で母の病は回復し善光も救われました。

その様子を見た町の人々からは以後
『蛸薬師さん』と呼ばれ親しまれたそうです。

画像がなくて説明が難しいですが。
以下ご想像でお願いします。

いちばんに目を奪われるのが
ご本尊の前にどどーんと木彫りの蛸。
”なで薬師”と言われており
ふかふか座布団の上に鎮座しています。

みなさん相当なでていらっしゃるのでしょう。
ツルツルなめらかで
ツヤッツヤに艶があります。
なでなでして病気平癒のご利益を
いただきましょう。
母親思いの善光さんに思いを馳せながら。

ガン封じや病衣平癒に御利益があるそうです。
お守りや絵馬もあります。

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蛸薬師堂 (biglobe.ne.jp)

所在地:京都府京都市中京区新京極蛸薬師東側町503
TEL:075-255-3305

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帰り支度~京都駅で晩ごはん『はしたて』

今回の初めての一人旅。
”蛍の光”のメロディーが流れるが如く
そろそろおしまいに近づいてまいりました。

自転車返却と荷物を取りにホテルに戻ります。

烏丸から地下鉄に乗って京都駅へ。
最後に晩ご飯をいただきます。

もうすっかり”ぼっち飯”に慣れてきました。
いつどのようなタイミングで
どこで、何を食べようと
本当に自分の都合しだいなのが
ぼっち飯の最大の魅力。

晩ご飯は京都駅内、伊勢丹イートインパラダイスの中
『はしたて』に決めました。
京都の老舗料亭『和久傳』のカジュアル版のお店で
お出汁のきいた丼物や煮麺をいただくことができます。

~写真・メニュー~

メニューがどれも美味しそう・・・
好きなものばかり。
迷う。

・・・決まり!

『季節の煮麺』赤ムツと白菜煮麺,あさりごはん,小鉢 2,430円

ちょっと冷えてきた晩秋の夜の空気。
温かい煮麵に気持ちがほぐれます。

お出汁がきいていておいしい。

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はしたて | 和久傳 WAKUDEN

所在地: 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
ジェイアール京都伊勢丹 別館
レストラン街JR西口改札前イートパラダイス

TEL: 075-343-4440

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きっとまた来る

新幹線のホームで夜風に当たりながら
ひとり反省会。

ん-、別に反省するために
やってるんじゃない。
”反省”ではないな。
”ひとり振り返り会”ということにしよう。

あれこれ思い出しては
次はああしよう、こうしよう・・・

ん!?

もう次のこと考えてる!?

・・・なんて思っているうちに
新幹線がホームに滑り込んできました。

名古屋まではあっという間。
うっかり寝て東京まで行ったら大変!

発車してどんどんスピードを上げる新幹線。
次第に遠く小さくなっていく
京都駅の光の塊を見ながら
「きっとまた来る!」と思ったのでした。

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